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人工芝グラウンドからの「マイクロプラスチック流出」、日々の手入れで防げることをご存知ですか

学校の校庭やスポーツ施設、公園などで広く使われている人工芝は、天候を問わず使えることや維持管理の手軽さから、今も導入が進んでいます。その一方で近年、人工芝の表面を覆うパイル(繊維)の破片や、砂・ゴムチップなどの充填材が少しずつ流れ出し、マイクロプラスチックとして河川や海に流出する問題が注目されるようになりました。2025年8月には、公益財団法人日本スポーツ施設協会が「人工芝グラウンドにおけるマイクロプラスチック流出抑制に関するガイドライン」の増補版を発行し、施設管理者向けに具体的な対策を示しています。

マイクロプラスチックが発生する主な原因は、紫外線による劣化や、プレーによる摩耗です。削れたパイル片や充填材は雨とともに排水溝へ流れ、河川を経て海へと運ばれ、生態系への影響が懸念されています。こうした背景から、自治体でも対応が始まっています。東京都多摩市ではテニスコートの人工芝を対象に、2022年度からメーカー各社と連携した実証実験を行い、排水溝や集水桝へのフィルター設置による流出抑制効果を確認しています。山梨県も2025年11月から2026年1月にかけて県内施設へのアンケート・現地調査を実施し、施設管理者向けの注意喚起資料をまとめました。

前述のガイドラインでは、特別な設備投資をせずに取り組める日常的な対策も紹介されています。たとえば、グラウンド全体を定期的に目視点検し、特に雨の後は表面排水の下流側にパイル片や充填材が溜まっていないか確認すること。側溝や集水桝などの流出抑制設備は月に数回程度点検し、堆積したマイクロプラスチックを清掃すること。ブラッシングで倒れたパイルを起こし、充填材の偏りを補充することなども、日頃のメンテナンスの延長で実施できます。利用者向けに注意看板やリーフレットを掲示し、理解と協力を促すことも有効とされています。

弊社では人工芝グラウンドや弾性舗装(カラーゴムチップ舗装)の施工からその後の維持管理まで一貫して対応しており、こうした排水設備の点検・清掃や充填材の補充作業も、定期メンテナンスの中でご相談いただけます。新設・改修のご計画時には、排水溝へのフィルター設置など流出抑制を見据えた設計についても合わせてご提案可能です。人工芝グラウンドの環境対応についてご不安な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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